「米」の字を図案化したマーク。米子市の旗です。鳥取県西部の中心、交通の要衝として栄えた「山陰の商都」の旗で、米子の「米」をシンプルに図案化したもの。1900年(明治33年)から使われている、古い市章です。今回はそんな米子市の旗の話です。
まずは構成のおさらい
米子市旗の構成は、次のとおりです。
- 市章:「米」の字を図案化
シンボルの意味は、次のとおりです。
- 「米」:米子
「米」のマーク。米子市を象徴する1枚です。
「シンプルな『米』、山陰の商都」
米子市旗の、由来を見ていきます。市章は、米子の「米」の字を図案化したものです。1900年(明治33年)5月から正式に用いられ、2005年(平成17年)の合併後も、新しい米子市の市章として、旧米子市のマークがそのまま受け継がれました。「米」一字の、シンプルなデザインです。「米」の市章としては、先に書いた米沢市(米を8つの末広にした)や久留米市(9つのルで米を囲む)とも仲間。米沢と米子は、どちらも「米」がそのまま入っています。
「米子」の名前は、米寿の伝説?
そして、米子という地名には面白い言い伝えがあります。八十八歳(米寿)の老夫婦に子どもが生まれたことから「米子」になった、という説です(諸説あり)。「米」の字を分けると「八十八」になるので、米寿は88歳のお祝い。その米寿と子で「米子」というわけです。ほかにも葦(よし)の生い茂る土地から、などの説もあります。鳥取県の県章(ひらがな「と」=飛ぶ鳥)や鳥取市(○◇+篆書の鳥)とは別のマークです。
米子市という都市
米子市の基本情報です。
- 正式名:米子市
- 所在:鳥取県(西部、県西の中心)
- 人口:約15万人
- 法的地位:市
「商都と皆生温泉」
米子市は、交通の要衝として栄えた「山陰の商都」で、石垣の名城・米子城跡で知られます。トライアスロン発祥の地・皆生(かいけ)温泉、中国地方最高峰・大山(だいせん)の玄関口、夏のがいな祭も米子の見どころです。
まとめ:「米」、米子市
今回の米子市旗のまとめです。
- 市章は「米」の字を図案化、1900年(明治33年)から使用(2005年の合併後も継続)
- 「米」の市章は米沢市(米を8つの末広)・久留米市(9ルで米を囲む)とも仲間
- 「米子」の地名は、米寿(88歳)の夫婦に子が生まれた説など諸説あり(米=八十八)
- 鳥取県の県章(と=飛ぶ鳥)・鳥取市(○◇+鳥)とは別
- 山陰の商都、米子城跡、皆生温泉(トライアスロン発祥)、大山の玄関口、がいな祭
- 人口約15万人、鳥取県西部の中心
シンプルな「米」、山陰の商都。米子市の旗は、飾らない「米」一字で、商都を表した1枚です。