「6」をイメージした形の中に、八代の「八」。八代市の旗です。熊本県南部、ユネスコの八代妙見祭とい草(畳表)の街の旗で、合併前の6市町村を表す「6」の中に、八代の「八」をアレンジして組み込んだもの。青・緑・オレンジの3色で、自然と人を表しています。今回はそんな八代市の旗の話です。


まずは構成のおさらい

八代市旗の構成は、次のとおりです。

  • 市章:「6」の中に「八」(青・緑・オレンジ)

シンボルの意味は、次のとおりです。

  • 「6」:合併した6市町村
  • 「八」:八代
  • ブルー:川と海
  • グリーン:山と平野
  • オレンジ:そこに生活する人々の「熱い心」

「6」の中に「八」のマーク。八代市を象徴する1枚です。


「『6』の中に『八』、合併で一つに」

八代市旗の、由来を見ていきます。市章は、合併前の6市町村を表す「6」をイメージしたデザインに、八代の「八」をアレンジして組み込んだものです。色は、青が川と海、緑が山と平野、オレンジがそこに住む人々の熱い心を表します。2008年に発表された、合併で生まれた新しい八代市のための現代的なマークです。「八」を使う点では、まるはちの名古屋市、八戸市、8人の王子の八王子市とも、「八」つながり。数(6)と数(八=8)を組み合わせているのも面白いところです。

妙見祭の「妙見」は、千葉とつながる

そして、八代の見どころにユネスコ無形文化遺産の八代妙見祭があります。亀と蛇が合体した「亀蛇(きだ/ガメ)」が登場する、にぎやかな秋祭りです。この「妙見」とは、北極星や北斗七星を神格化した神様のこと。じつは先に書いた千葉市の市章(月星)も、千葉氏が信仰した妙見に由来していました。八代の妙見祭と、千葉の妙見。遠く離れた街が、北の星の神様でつながっているのです。熊本県の県章(カナ「ク」)や熊本市(「く」)とは別のマークです。


八代市という都市

八代市の基本情報です。

  • 正式名:八代市
  • 所在:熊本県(県南、球磨川河口・八代海)
  • 人口:約12万人
  • 法的地位:市

「妙見祭といぐさ」

八代市は、ユネスコの八代妙見祭、畳表のいぐさ(い草)の生産日本一で知られます。巨大な柑橘・晩白柚(ばんぺいゆ)、トマト、八代海の不知火(しらぬい)も八代の見どころです。


まとめ:「6」と「八」、八代市

今回の八代市旗のまとめです。

  • 市章は「6」(合併した6市町村)の中に「八」(八代)、青・緑・オレンジ、2008年制定
  • 青=川と海、緑=山と平野、オレンジ=人々の熱い心
  • 「八」つながりは名古屋(まるはち)・八戸・八王子と、数の組み合わせも特徴
  • 八代妙見祭の「妙見」は北極星・北斗七星の神、千葉市(月星=妙見信仰)と北の星でつながる
  • 畳表のいぐさ(い草)生産日本一、晩白柚、不知火
  • 熊本県の県章(ク)・熊本市(く)とは別
  • 八代妙見祭、いぐさ、晩白柚、八代海の不知火
  • 人口約12万人、熊本県第2の都市

「6」の中に「八」、合併で一つに。八代市の旗は、6つが一つになった街を、「6」と「八」に込めた1枚です。