「宇」の字を図案化したマーク。宇治市の旗です。京都府で京都市に次ぐ第2の都市、平等院と宇治茶の街の旗で、宇治の「宇」をシンプルに図案化したもの。マークは控えめですが、街には10円玉でおなじみの平等院鳳凰堂があります。今回はそんな宇治市の旗の話です。
まずは構成のおさらい
宇治市旗の構成は、次のとおりです。
- 市章:「宇」の字を図案化
シンボルの意味は、次のとおりです。
- 「宇」:宇治
「宇」のマーク。宇治市を象徴する1枚です。
「シンプルな『宇』、10円玉の平等院の街」
宇治市旗の、由来を見ていきます。市章は、宇治の「宇」の字を図案化したものです。1951年(昭和26年)1月22日に制定されました。「宇」一字で、シンプルに。そんなデザインです。宇治といえば、なんといっても平等院ですね。
平等院の鳳凰、そして宇治茶
そして、宇治の代名詞を見ていきます。世界遺産の平等院鳳凰堂は、10円玉に描かれていることで有名です。屋根の上には鳳凰(ほうおう)がいて、かつての1万円札(福沢諭吉)の裏にも、この鳳凰が描かれていました(今の渋沢栄一の1万円札の裏は、東京駅の駅舎です)。高級茶の代名詞・宇治茶、源氏物語の最後を飾る「宇治十帖」の舞台でもあります。マークは地味でも、鳳凰が舞う平等院がある。それが宇治です。市章と有名なものが別なのは、姫路(姫/白鷺城)・明石(明/子午線)・別府(別/温泉)にも通じます。そして平等院の鳳凰は、長岡市(不死鳥)・高岡市(鳳凰の岡)とも、伝説の鳥でつながります。京都市(京+御所車)や京都府の府章とは別のマークです。
宇治市という都市
宇治市の基本情報です。
- 正式名:宇治市
- 所在:京都府(京都市の南、府内第2の都市)
- 人口:約18万人
- 法的地位:日本の市
「平等院と宇治茶」
宇治市は、世界遺産の平等院鳳凰堂(10円玉)、現存最古級の神社建築・宇治上神社(世界遺産)で知られます。高級茶の宇治茶、源氏物語「宇治十帖」、宇治川も宇治の名物です。
まとめ:「宇」、宇治市
今回の宇治市旗のまとめです。
- 市章は「宇」の字を図案化、1951年(昭和26年)制定
- マークはシンプルだが、街には10円玉でおなじみの平等院鳳凰堂(世界遺産)
- 鳳凰堂の屋根の鳳凰はかつての1万円札(福沢諭吉)の裏にも、平等院の鳳凰は長岡(不死鳥)・高岡(鳳凰の岡)とも鳥つながり
- 市章と有名なものが別なのは姫路・明石・別府にも通じる
- 高級茶の宇治茶、源氏物語「宇治十帖」、世界遺産の宇治上神社
- 京都市(京+御所車)・京都府の府章とは別
- 平等院鳳凰堂、宇治上神社、宇治茶、宇治川
- 人口約18万人、京都府第2の都市
シンプルな「宇」、10円玉の平等院の街。宇治市の旗は、飾らない「宇」一字で、鳳凰の街を表した1枚です。