紺青の地に、白い鳥が飛ぶようなマーク。鳥取県の旗です。鳥取砂丘で知られる、日本で最も人口の少ない県の旗で、このマークは、ひらがなの「と」を、飛ぶ鳥の形にデザインしたもの。県名「鳥取」には「鳥」が入っている——だから鳥なのです。今回はそんな鳥取県の旗の話です。
まずは構成のおさらい
鳥取県旗の構成は、次のとおりです。
- 背景:紺青
- 中央:白抜きの県章(ひらがな「と」を飛ぶ鳥の形に)
シンボルの意味は、次のとおりです。
- 飛ぶ鳥の「と」:自由と平和、明日への進展
紺青の地に、白い飛ぶ鳥のマーク。鳥取県を象徴する1枚です。
「『と』が、飛ぶ鳥になる」
鳥取県旗の、巧みな名前のつながりを見ていきます。
かなと鳥の二重の意味
県章は、ひらがなの「と」(トットリの頭文字)を、飛翔する鳥の形にデザインしたものです。「自由と平和」と「鳥取県の明日への進展」を表します。
「鳥取」は鳥を捕る人々
そして、県名の由来も鳥にちなみます。「鳥取」という名は、古代に朝廷へ献上する鳥を捕った人々「鳥取部(ととりべ)」に由来するとされます(諸説あり)。だから県名に「鳥」が入っているのです。「と」の字が鳥になり、しかも県名「鳥取」そのものが鳥にちなむ。茨城(茨の城=バラ)や埼玉(玉)にも通じる、名前と旗のつながり。鳥取らしい、ぴったりのデザインです。
1968年 ── 明治百年を記念して
鳥取県旗の制定です。県旗・県章とも、1968年が明治百年にあたることを記念して、同年10月23日に制定されました。福島県と同じく、1968年10月23日(明治百年)の制定。この年、明治百年を機に旗を作った県がいくつもありました。
鳥取県という地域
鳥取県の基本情報です。
- 正式名:鳥取県
- 県庁所在地:鳥取市
- 面積:約3,500km²
- 人口:約52万人(日本で最も少ない)
- 法的地位:日本の県(都道府県の1つ)
「日本一人口が少ない県」
鳥取県は、47都道府県で最も人口が少ない県です。
「砂丘と梨」
鳥取県は、日本最大級の鳥取砂丘で知られます。二十世紀梨、松葉ガニ、大山も鳥取の名物です。水木しげる(ゲゲゲの鬼太郎)の故郷・境港もあります。
まとめ:飛ぶ鳥の「と」、鳥取県
今回の鳥取県旗のまとめです。
- 紺青の地+白抜きの県章(ひらがな「と」を飛ぶ鳥の形に)
- 飛ぶ鳥の「と」=自由と平和、鳥取県の明日への進展
- 県名「鳥取」は、古代に鳥を捕った人々「鳥取部」に由来するとされる(諸説あり)
- だから「と」の字が鳥になり、県名「鳥取」も鳥にちなむ(名前と旗のつながり)
- 県旗・県章とも1968年(明治百年)の10月23日に制定(福島県と同じ日・同じ機会)
- 47都道府県で最も人口が少ない県
- 日本最大級の鳥取砂丘、二十世紀梨、松葉ガニ、大山、水木しげる(ゲゲゲの鬼太郎)の境港
- 面積約3,500km²、人口約52万人、県庁所在地は鳥取市
「と」が、飛ぶ鳥になる。鳥取県の旗は、県名「鳥取」の「鳥」そのものを、飛翔する「と」に込めた1枚です。
鳥取県の市町村旗(五十音順)
市町村旗は順次追加していきます。