江戸紫の地に、白い太陽のようなマーク。東京都の旗です。日本の首都の旗で、この太陽は、「日」「本」「東」「京」の4つの漢字を図案化したものだとも言われています。さらに東京には、よく見る緑のマークもありますが、あれは「イチョウの葉」ではありません。今回はそんな東京都の旗の話です。
まずは構成のおさらい
東京都には、2つの公式マークがあります。
- 紋章(都章):太陽から6方向に光が放たれるマーク。旗に使われ、通称「亀の子マーク」
- シンボルマーク:緑色の「T」のマーク(1989年制定)。現在よく見かけるのはこちら
都旗は、江戸紫の地に白く紋章を描いたものです。旗には漢字の太陽(紋章)、ロゴには緑のT(シンボルマーク)。2つのマークを持つのが東京都です。
「太陽は、『日本東京』の漢字?」
東京都旗の、紋章の正体を見ていきます。旗の太陽のようなマークは、公式には「太陽を中心に6方向へ光が放たれているさま」を表し、「日本の中心としての東京」とその発展を象徴しています。さらに、この光が「日」「本」「東」「京」の4文字を図案化したものだ、とも言われています(東京都の公式説明にはなく、字数にも諸説あります)。ただの太陽に見えて、実は「日本東京」の文字が隠れているという、知ると面白い話です。この紋章は、1889年に東京市の紋章として作られ、1943年に東京都の紋章になりました。
「緑のマークは、イチョウじゃない」
東京都の、最も有名な誤解を見ていきます。緑のシンボルマークは、形が都の木イチョウの葉に似ているので、「いちょうマーク」と通称されます。ところが、東京都はこれを否定しています。「イチョウではありません。これは東京都の頭文字Tをデザインしたものです」と、公式に説明しているのです。みんなイチョウの葉だと思っているけれど、公式には「T」の字。都の木がイチョウなので、ますます紛らわしい、東京都の有名な「勘違いされるマーク」です。
制定の流れ
東京都旗の歴史です。紋章は1889年に東京市の紋章として制定され(発案は渡辺洪基)、1943年に東京都の紋章になりました。都旗(江戸紫の地に白い紋章)は1964年に制定されています。緑のシンボルマークは、1989年(平成元年)に制定されました。
東京都という地域
東京都の基本情報です。
- 正式名:東京都
- 都庁所在地:新宿区
- 面積:約2,200km²
- 人口:約1,400万人(日本最多)
- 法的地位:日本の都(都道府県の1つ)
「都・区・島」
東京都は、23の特別区、多摩地域、そして島々(伊豆諸島・小笠原諸島)からなります。小笠原諸島は世界自然遺産です。
「日本の首都」
東京都は、日本の政治・経済・文化の中心で、人口は日本最多です。
まとめ:漢字の太陽とイチョウじゃないT、東京都
今回の東京都旗のまとめです。
- 東京都には2つの公式マーク:紋章(都章)とシンボルマーク
- 都旗は江戸紫の地に白い紋章、通称「亀の子マーク」
- 紋章は公式には「太陽から6方向への光(日本の中心としての東京)」を表す
- その光が「日」「本」「東」「京」の4文字を図案化したものだとも言われる(公式説明にはなく、諸説あり)
- 緑のシンボルマーク(1989年)は、形がイチョウの葉に似て「いちょうマーク」と通称される
- しかし東京都は「イチョウではなく、頭文字Tのデザイン」と公式に説明
- 都の木がイチョウなので、ますます紛らわしい
- 紋章は1889年に東京市紋章として制定(発案は渡辺洪基)、1943年に都紋章に、都旗は1964年
- 23の特別区+多摩地域+島々(伊豆諸島・小笠原諸島=世界自然遺産)
- 日本の首都、人口は日本最多
- 面積約2,200km²、人口約1,400万人、都庁所在地は新宿区
太陽は「日本東京」の漢字、緑のマークは実はイチョウじゃない。東京都の旗は、太陽の紋章と、勘違いされがちな「T」のマークを持つ、首都らしい1枚です。
東京都の市町村旗(五十音順)
市町村旗は順次追加していきます。