青い「S」のような曲線に、富士山と波。静岡市の旗です。静岡県の県庁所在地、政令指定都市の旗で、静岡・清水、そして新しい「静岡市」の頭文字「S」を基本に、富士山と駿河湾の波を組み合わせたマーク。2003年、全国6,774件のデザインから市民投票で選ばれました。今回はそんな静岡市の旗の話です。


まずは構成のおさらい

静岡市旗の構成は、次のとおりです。

  • 市章:青い「S」+富士山+駿河湾の波

シンボルの意味は、次のとおりです。

  • 「S」:静岡・清水・新「静岡市」の頭文字
  • 富士山+波:自然と都市機能の調和、飛躍する未来
  • ブルー:清潔感・透明性・国際性

青い「S」に富士山と波のマーク。静岡市を象徴する1枚です。


「『S』と富士山と駿河湾の波」

静岡市旗の、由来を見ていきます。静岡・清水、そして新「静岡市」の頭文字「S」を発想の基本に、自然と都市機能が調和した豊かな都市イメージを表現したものです。日本のシンボルである富士山と、駿河湾の波のシンプルな造形が、活力あふれる未来と、交流・連帯を基盤に飛躍する新しい都市を感じさせます。シンボルカラーのブルー(スマルト)は、清潔感と透明性、空や海のように続く国際性・開放感を表します。頭文字「S」に、富士山と駿河湾の波。静岡らしいマークです。

さいたま市と同じ「平成のSマーク」

そして、横のつながりもあります。2003年(平成15年)、静岡市と清水市が合併しました。市章は全国から6,774件を公募し、市民投票で決定したものです。頭文字「S」+合併+市民投票という流れは、さいたま市(2001年・S・市民投票)とそっくり。平成の大合併で生まれた、市民が選んだ「S」のマークです。さいたま市と並ぶ現代型。さらに富士山が入ることで、静岡県(県章も富士山)・山梨県と並ぶ、富士山の旗にもなっています。


静岡市という都市

静岡市の基本情報です。

  • 正式名:静岡市
  • 所在:静岡県(県庁所在地)
  • 人口:約67万人(政令指定都市)
  • 法的地位:政令指定都市(2005年〜、葵区・駿河区・清水区)

「家康と富士山と三保松原」

静岡市は、徳川家康が大御所として過ごした駿府城で知られます。富士山世界遺産の構成資産で羽衣伝説の三保松原、弥生時代の登呂遺跡、お茶、清水(ちびまる子ちゃんの街)も静岡市の名所です。


まとめ:「S」と富士山、静岡市

今回の静岡市旗のまとめです。

  • 市章は青い「S」+富士山+駿河湾の波、2003年(平成15年)制定
  • 「S」=静岡・清水・新「静岡市」の頭文字、富士山+波=自然と都市の調和・飛躍する未来
  • ブルー(スマルト)=清潔感・透明性・国際性
  • 2003年に静岡市と清水市が合併、全国6,774件を公募し市民投票で決定
  • 頭文字「S」+合併+市民投票はさいたま市(2001)とそっくりの「平成のSマーク」
  • 富士山が入り、静岡県(県章も富士山)・山梨県と並ぶ富士山の旗にも
  • 徳川家康の駿府城、三保松原(富士山世界遺産・羽衣伝説)、登呂遺跡、お茶、清水
  • 人口約67万人、政令指定都市(葵区・駿河区・清水区)、静岡県の県庁所在地

「S」と富士山と駿河湾の波。静岡市の旗は、合併で生まれた新しい街を、市民が選んだ「S」と富士山に込めた1枚です。