ダイナミックに崩した「し」「も」、全体はふっくらしたフク(ふぐ)の形。下関市の旗です。山口県で最大の都市、本州最西端・関門海峡とふぐの街の旗で、「しものせき」の「し」「も」をデフォルメし、5本のラインで合併の調和を表し、全体のフォルムで名物「フク」を表したもの。今回はそんな下関市の旗の話です。
まずは構成のおさらい
下関市旗の構成は、次のとおりです。
- 市章:「し」「も」+5ライン+全体がフク(ふぐ)の形
シンボルの意味は、次のとおりです。
- 「し」「も」:しものせき
- 5つのライン:合併(下関+豊浦郡4町)の調和
- 全体のフォルム:名高い「フク」(ふぐ)=海峡の街・交流の帆
フクの形の「しも」マーク。下関市を象徴する1枚です。
「『し』『も』が、福を呼ぶフク(ふぐ)に」
下関市旗の、由来を見ていきます。市章は、「しものせき」の「し」「も」をダイナミックにデフォルメし、合併で誕生した新「下関市」の調和を5つのラインで表現したものです。全体のフォルムは、全国的に名高い「フク」を表し、豊かな自然と世界へ通じる海峡の街、交流の帆として、市民の未来の無限の可能性を表します。2005年(平成17年)10月1日に制定されました。下関といえば、ふぐ。下関では福を呼ぶ「フク」と呼びます。ふぐを「不遇(ふぐう)」に通じるのを避け、「福」に通じる「フク」と呼ぶのです。だから市章のフクは、福を呼ぶ魚なのです。
フクの福、コウモリの福
そして、横のつながりもあります。先に書いた福山市の市章は、コウモリ(蝠)が「福」に通じることに由来していました。下関のフク(ふぐ)も「福」。動物で「福」を表すマーク仲間です。福山はコウモリの福、下関はふぐの福。そんな福つながり。なお下関は、2005年の合併で生まれた新しい市で、静岡市・高岡市と同じく平成の合併で誕生したマークでもあります。下関は、県庁所在地の山口市よりも人口が多い県内最大の都市です。山口県の県章(山口)とは別のマークです。
下関市という都市
下関市の基本情報です。
- 正式名:下関市
- 所在:山口県(県内最大の都市)
- 人口:約24万人
- 法的地位:中核市
「海峡と歴史」
下関市は、本州最西端で、対岸は北九州の関門海峡(トンネル・橋で接続)、名物のふぐ、唐戸市場で知られます。宮本武蔵と佐々木小次郎の巌流島、源平合戦・平家滅亡の壇ノ浦、高杉晋作ゆかりの地でもあります。
まとめ:福のフク、下関市
今回の下関市旗のまとめです。
- 市章は「し」「も」+5ライン+全体がフク(ふぐ)の形、2005年(平成17年)制定
- 「し」「も」=しものせき、5ライン=合併(下関+豊浦郡4町)の調和、フォルム=名高いフク
- 下関ではふぐを「不遇」を避け「福」に通じる「フク」と呼ぶ、福を呼ぶ魚
- 福山(コウモリ=蝠=福)と、動物で「福」を表すマーク仲間
- 2005年の合併で生まれた新市のマーク(静岡・高岡と同じ平成の合併マーク)
- 下関は県庁所在地の山口市より人口が多い県内最大の都市
- 本州最西端・関門海峡(対岸は北九州)、ふぐ、巌流島、壇ノ浦、高杉晋作
- 人口約24万人、中核市、山口県最大の都市
「し」「も」が、福を呼ぶフク(ふぐ)に。下関市の旗は、福を呼ぶフクを、「しも」に込めた1枚です。