深緑の地に、クスの花のマーク。佐賀県の旗です。有田焼など、日本の磁器のふるさとの旗で、実は佐賀には2つのマークがあります。古い県章は「三つの力=三力(さか)」の言葉遊び、新しい県旗は県の花・クス(楠)の花。今回はそんな佐賀県の旗の話です。


まずは整理:県章と県旗が違う

佐賀には、2つのマークがあります。

県章(1936年)

佐賀県章は、円形が協和を表し、「三つの力=三力(さか)」の言葉遊びになっています。

県旗(1968年)

佐賀県旗は、深緑の地に、県花・クスの花を図案化したものです。

古い県章と、新しい県旗で、デザインがまったく違う。兵庫や愛媛と同じく、県章とは別物の県旗を持つタイプです。近年は、県旗のほうがよく使われます。


「『三つの力』で『さか(佐賀)』」

佐賀県章の、面白い言葉遊びを見ていきます。円形は協和(力を合わせること)を表します。そして「一つの力より三つの力でますます三力(さか)える」という意味を込め、「三力」を「さか」と読ませて、佐賀(さが)を表しているのです。三つの力=「三力(さか)」=佐賀。しかも、力を合わせて「栄(さか)える」。二重の言葉遊びです。島根(4マ=シマ)に通じる、数字を使ったダジャレのような県章で、1936年制定と古いマークです。


「旗は、クスの花」

佐賀県旗の、主役を見ていきます。県旗は、県の花・クス(楠)の花を図案化したものです。白い花びらは公明・清潔、朱赤のオシベ・メシベは誠実・情熱を表します。6枚の花びらは調和と力強い発展を、地色の深緑はクスの葉の色で、希望・平和を表します。県の木でもあるクスの花を、深緑の旗に。佐賀には、武雄の大楠など、巨大なクスの木が知られます。県旗は1968年に制定されました。


佐賀県という地域

佐賀県の基本情報です。

  • 正式名:佐賀県
  • 県庁所在地:佐賀市
  • 面積:約2,400km²
  • 人口:約78万人
  • 法的地位:日本の県(都道府県の1つ)

「磁器のふるさと」

佐賀県は、有田焼・伊万里焼・唐津焼で知られる、日本の磁器発祥の地です。

「吉野ヶ里と気球」

佐賀県は、弥生時代の吉野ヶ里遺跡、嬉野温泉、呼子のイカ、佐賀の気球大会(バルーンフェスタ)で知られます。


まとめ:「三力(さか)」とクスの花、佐賀県

今回の佐賀県旗のまとめです。

  • 佐賀には2つのマーク:県章(1936)と県旗(1968)でデザインがまったく違う(兵庫・愛媛と同じ、県章と別物の県旗型)
  • 県章は円形=協和、「一つの力より三つの力=三力(さか)える」=佐賀を表す言葉遊び
  • 「三力=さか=佐賀」、力を合わせて「栄(さか)える」二重の意味(島根の4マ=シマに通じる)
  • 県旗は県の花・クス(楠)の花を図案化、白い花びら=公明・清潔、朱赤のオシベメシベ=誠実・情熱
  • 6枚の花びら=調和と力強い発展、深緑の地=クスの葉の色(希望・平和)
  • 近年は県旗のほうがよく使われる
  • 有田焼・伊万里焼・唐津焼など日本の磁器発祥の地、吉野ヶ里遺跡、嬉野温泉、呼子のイカ、気球大会
  • 面積約2,400km²、人口約78万人、県庁所在地は佐賀市

「三つの力」で「さか(佐賀)」、旗はクスの花。佐賀県の旗は、言葉遊びの県章と、クスの花の県旗を持つ、二つの顔の1枚です。

佐賀県の市町村旗(五十音順)

市町村旗は順次追加していきます。