港のしるし「錨(いかり)」、真ん中に「五」、そして上に雪の輪。新潟市の旗です。新潟県の県庁所在地で、本州日本海側で唯一の政令指定都市の旗で、この市章は、ぜんぶに意味があります。錨=港、五=1858年に開かれた五港、雪の輪=雪国・越後。つまり「開港五港のひとつ、新潟」を表しています。今回はそんな新潟市の旗の話です。
まずは構成のおさらい
新潟市旗の構成は、次のとおりです。
- 市章:錨+中央の「五」+上の雪環(雪の輪)
シンボルの意味は、次のとおりです。
- 錨:港のしるし
- 「五」:開港五港
- 雪環:雪国・越後(新潟)
錨と「五」を、雪の輪が頂くマーク。新潟市を象徴する1枚です。
「錨と『五』と雪、開港五港の証」
新潟市旗の、由来を見ていきます。港のしるしである錨と、中央の「五」をもって、安政5年(1858年)の通商条約で指定された五港を意味します。これに雪環(雪の輪)を頂かせて、五港の一つ・新潟をあらわしています。港の錨、五港の「五」、雪国の雪の輪。3つの意味が重なったマークです。新潟県の県章(新+ガ+タ)とは別物です。
開港五港の仲間
そして、歴史の話もあります。江戸時代から物流拠点「新潟湊」として賑わっていた新潟は、1858年の修好通商条約で、函館・横浜・神戸・長崎とともに「開港五港」の一つに指定されました。世界に開かれた、5つの港のひとつ。先に書いた横浜市(開港50周年で生まれたハマ菱)も、この五港の仲間です。新潟の市章は、その「五」を数字でずばり入れているわけです。
新潟市という都市
新潟市の基本情報です。
- 正式名:新潟市
- 所在:新潟県(県庁所在地)
- 人口:約75万人(政令指定都市)
- 法的地位:政令指定都市(2007年〜、本州日本海側で唯一)
「米と酒と信濃川」
新潟市は、日本一長い信濃川の河口にあり、米どころ・酒どころとして知られます。萬代橋、朱鷺メッセも新潟市の名所です。
まとめ:錨と「五」と雪、新潟市
今回の新潟市旗のまとめです。
- 市章は錨+中央の「五」+上の雪環(雪の輪)
- 錨=港のしるし、「五」=開港五港、雪環=雪国・越後
- 1858年の修好通商条約で、函館・横浜・神戸・長崎とともに「開港五港」の一つに指定された
- 横浜市(ハマ菱)も同じ開港五港の仲間、新潟は「五」を数字で市章に入れた
- 新潟県の県章(新+ガ+タ)とは別
- 日本一長い信濃川の河口、米どころ・酒どころ、萬代橋、朱鷺メッセ
- 人口約75万人、本州日本海側で唯一の政令指定都市、新潟県の県庁所在地
錨と「五」と雪、開港五港の証。新潟市の旗は、世界に開かれた5つの港のひとつという誇りを、錨と「五」と雪の輪に込めた1枚です。