白地に、蘇芳色(暗い赤)のマーク。奈良県の旗です。古代日本の都・平城京、大和の地の旗で、このマークは、カタカナの「ナ」を図案化したもの。外円は「まほろば」の大和の自然、内円は「和」の精神を表す1枚。今回はそんな奈良県の旗の話です。
まずは構成のおさらい
奈良県旗の構成は、次のとおりです。
- 背景:白
- 中央:蘇芳色(暗い赤)の県章(カタカナ「ナ」を図案化)
シンボルの意味は、次のとおりです。
- 外円:まほろばの大和の自然
- 内円:和をもって貴しとする調和の精神
- 横一文字の軸:県政のたゆみなき進歩
白地に、蘇芳色の「ナ」のマーク。奈良県を象徴する1枚です。
「『ナ』の二重円に、まほろばと和」
奈良県旗の、県章の意味を見ていきます。
外円はまほろば
県章は、カタカナの「ナ」と二重の円でできています。外円は、「まほろば」の大和の自然を表します。「まほろば」は、すぐれた良い場所をいう古い言葉で、大和(奈良)を讃える言葉です。
内円は和の心
そして、内側にも意味があります。内円は、「和をもって貴しとなす」調和の精神を表します。円を貫く横一文字の軸は、県政のたゆみなき進歩を表しています。「ナ」の二重円に、古代大和の自然と、聖徳太子以来の「和」の心。日本の歴史の原点・奈良らしい、深いデザインです。マークの色「蘇芳色」は、岩手の納戸色と同じく、日本の伝統色の一つです。
1968年 ── 県章・県旗の制定
奈良県旗の制定です。県章は1968年3月1日に制定されました。県旗は、白地に蘇芳色の県章を中央に配します。
奈良県という地域
奈良県の基本情報です。
- 正式名:奈良県
- 県庁所在地:奈良市
- 面積:約3,700km²
- 人口:約127万人
- 法的地位:日本の県(都道府県の1つ)
「古代日本の都」
奈良県は、710年、京都より前の都・平城京が置かれた、古代日本の中心です。東大寺の大仏、奈良公園の鹿、世界最古の木造建築・法隆寺で知られます。
「海なし県」
奈良県は、海に面していない「海なし県」の1つです。吉野の桜も奈良の名所です。
まとめ:「ナ」とまほろば、奈良県
今回の奈良県旗のまとめです。
- 白地+蘇芳色(暗い赤)の県章(カタカナ「ナ」を図案化)
- 外円=まほろばの大和の自然、内円=「和をもって貴しとなす」調和の精神、横一文字の軸=県政の進歩
- 「まほろば」は大和(奈良)を讃える古い言葉、「和」は聖徳太子以来の精神
- マークの色「蘇芳色」は、岩手の納戸色と同じく日本の伝統色の一つ
- 県章は1968年3月1日制定、県旗は白地に蘇芳色の県章
- 710年、京都より前の都・平城京が置かれた古代日本の中心
- 東大寺の大仏、奈良公園の鹿、世界最古の木造建築・法隆寺、吉野の桜
- 海なし県の一つ、面積約3,700km²、人口約127万人、県庁所在地は奈良市
「ナ」の二重円に、まほろばと和の心。奈良県の旗は、古代日本の原点・大和の自然と調和の精神を、蘇芳色のマークに込めた1枚です。
奈良県の市町村旗(五十音順)
市町村旗は順次追加していきます。