「宮」の字を図案化したマーク。宮崎市の旗です。宮崎県の県庁所在地、神話のふるさとの旗で、外円は平和、中央の結びは団結、扇形は末広がりの発展を表します。1つの「宮」に、3つの願いが込められたデザイン。今回はそんな宮崎市の旗の話です。


まずは構成のおさらい

宮崎市旗の構成は、次のとおりです。

  • 市章:「宮」を図案化

シンボルの意味は、次のとおりです。

  • 外円:平和
  • 中央の結び:団結
  • 扇形:末広がりの発展

平和・団結・末広がりの「宮」マーク。宮崎市を象徴する1枚です。


「『宮』に平和・団結・末広がり」

宮崎市旗の、由来を見ていきます。市章は宮崎の「宮」を図案化したものです。外円は平和を意味し、中央の結びは団結を示し、扇形は末広がりの発展を表します。1925年(大正14年)7月1日に制定されました。「宮」ひとつに、平和・団結・発展の3つを込める。欲張りで縁起のいいデザインです。扇形=末広がりという発想は、和歌山県(ワ=末広がり)とも通じます。扇つながりでいうと、神戸市(二つの扇=扇港)も扇のマークでした。

「宮」のつく街

そして、横のつながりもあります。「宮」の字を使った市章としては、宇都宮市(亀甲+宮)に続く例です。宇都宮の「宮」、宮崎の「宮」。どちらも宮のつく街です。宮崎は、神話のふるさと。天孫降臨の高千穂や、初代神武天皇ゆかりの日向の地で、神社(宮)の多い土地でもあります。宮崎県の県章(日向の日=陽光)とは別物です。


宮崎市という都市

宮崎市の基本情報です。

  • 正式名:宮崎市
  • 所在:宮崎県(県庁所在地)
  • 人口:約39万人
  • 法的地位:中核市

「神話と南国リゾート」

宮崎市は、日向神話のふるさとで、青島・鵜戸神宮、フェニックス並木の南国リゾートで知られます。マンゴー・チキン南蛮・地鶏、プロ野球やJリーグのキャンプ地でも知られます。


まとめ:「宮」、宮崎市

今回の宮崎市旗のまとめです。

  • 市章は「宮」を図案化、1925年(大正14年)制定
  • 外円=平和、中央の結び=団結、扇形=末広がりの発展
  • 扇形=末広がりは和歌山県(ワ)と、扇は神戸市(扇港)とも通じる
  • 「宮」の字の市章は宇都宮市(亀甲+宮)に続く例
  • 宮崎は神話のふるさと(天孫降臨の高千穂、神武天皇ゆかりの日向)で神社の多い土地
  • 宮崎県の県章(日向の日=陽光)とは別
  • 青島・鵜戸神宮、南国リゾート、マンゴー・チキン南蛮・地鶏、スポーツキャンプ地
  • 人口約39万人、中核市、宮崎県の県庁所在地

「宮」に平和・団結・末広がり。宮崎市の旗は、3つの願いをひとつの「宮」に込めた1枚です。