緑の地に、黄色い陽光が「ミ」の形に広がるマーク。宮崎県の旗です。神話のふるさと、太陽の国「日向」の旗で、県旗は、緑の県土に降りそそぐ陽光をカタカナの「ミ」に図案化したもの。古い県章は、旧国名「日向」の「日(太陽)」を表した1枚。今回はそんな宮崎県の旗の話です。
まずは整理:県章と県旗が違う
宮崎には、2つのマークがあります。
県章(1912年)
宮崎県章は、旧国名「日向」の「日」を中央に置き、「向」を三方に伸びる陽光で表したものです。
県旗(1964年)
宮崎県旗は、緑の県土に降りそそぐ陽光を、カタカナの「ミ」の形に図案化したものです。
県章は「日向」の太陽、県旗は「ミ」の陽光。デザインの違う2つです。宮崎は、兵庫・愛媛・佐賀・大分と並ぶ、県章と県旗がまったく異なる5県の、最後の一つです。
「太陽の国・日向」
宮崎県旗・県章の、共通テーマである太陽を見ていきます。
県章は「日向」の日
県章は、旧国名「日向(ひゅうが)」から生まれました。「日」を中央に置き、「向」を三方に伸びる陽光で表しています。「日向」は「日に向かう」——太陽の国です。宮崎の古い名「日向」そのものが、太陽の国を意味する。だから県章も太陽なのです。宮崎は高千穂の天孫降臨など、天照大神(太陽の神)の神話のふるさとでもあります。
県旗は「ミ」の陽光
県旗は、緑と太陽でできています。緑豊かな県土に降りそそぐ陽光を、カタカナの「ミ」の形に図案化したものです。緑は県土、黄色は太陽を表し、段階を踏んで躍進する宮崎を表します。1964年、県再置80周年を機に公募され(403点)、宮尾丈之の案が入選しました。
宮崎県という地域
宮崎県の基本情報です。
- 正式名:宮崎県
- 県庁所在地:宮崎市
- 面積:約7,700km²
- 人口:約101万人
- 法的地位:日本の県(都道府県の1つ)
「神話のふるさと」
宮崎県は、高千穂の天孫降臨神話で知られる、神々のふるさとです。
「南国宮崎」
宮崎県は、日南海岸、青島・鬼の洗濯板、マンゴー、チキン南蛮、焼酎で知られます。温暖な気候で、プロ野球などのキャンプ地としても有名です。
まとめ:太陽の国・日向の旗、宮崎県
今回の宮崎県旗のまとめです。
- 県章(1912)は旧国名「日向」の「日」を中央に、「向」を三方に伸びる陽光で表現
- 県旗(1964)は緑の県土に降りそそぐ陽光を、カタカナの「ミ」の形に図案化
- 県章は「日向」の太陽、県旗は「ミ」の陽光と、デザインが違う
- 宮崎は兵庫・愛媛・佐賀・大分と並ぶ、県章と県旗がまったく異なる5県の最後の一つ
- 「日向」は「日に向かう」太陽の国、高千穂の天孫降臨・天照大神の神話のふるさと
- 県旗は緑=県土・黄=太陽、段階を踏んで躍進する宮崎、1964年(県再置80周年)に宮尾丈之の案が入選
- 高千穂の神話、日南海岸、青島・鬼の洗濯板、マンゴー、チキン南蛮、焼酎、キャンプ地
- 面積約7,700km²、人口約101万人、県庁所在地は宮崎市
「日向」の太陽、「ミ」に降りそそぐ陽光。宮崎県の旗は、太陽の国・日向を、緑と陽光のマークに込めた1枚です。
宮崎県の市町村旗(五十音順)
市町村旗は順次追加していきます。