青緑の地に、白いマーク。三重県の旗です。伊勢神宮と真珠の県の旗で、このマークは、ひらがなの「み」を上向きの矢印にして県の飛躍を表し、左下の円は英虞湾の真珠養殖を表したものです。今回はそんな三重県の旗の話です。
まずは構成のおさらい
三重県旗の構成は、次のとおりです。
- 背景:青緑
- 中央(やや左):白抜きの県章(ひらがな「み」の矢印+左下の円)
シンボルの意味は、次のとおりです。
- 「み」の矢印:県の飛躍
- 左下の円:英虞湾の真珠養殖
- 青緑:山並みの緑と、海の青
青緑の地に、「み」の矢印と真珠の円。三重県を象徴する1枚です。
「『み』の矢印と、真珠の円」
三重県旗の、県章の工夫を見ていきます。
上向きの「み」
県章は、ひらがなの「み」を、上向きの矢印型に図案化し、県の飛躍をイメージしたものです。実は宮城県も「み」の字の県章でしたが、三重の「み」は上向きの矢印。同じ「み」でも、宮城は県花の葉、三重は飛躍の矢印と、まったく別のデザインです。
真珠の円
そして、三重ならではの工夫があります。左下の円は、世界的に知られる英虞湾の真珠養殖を表しているのです。三重は、御木本幸吉が養殖真珠を生み出した真珠の里です。県のマークに、真珠が描かれている。真珠王国・三重らしいシンボルです。青緑の地色は、山の緑と約1,000kmの海岸線の青を組み合わせたものです。
1964年 ── 県庁舎落成を記念して
三重県旗の制定です。県章は1964年の県庁舎落成を記念して募集され、437点から選ばれて4月20日に制定されました。2001年には、デザインの細部が変更されています。
三重県という地域
三重県の基本情報です。
- 正式名:三重県
- 県庁所在地:津市
- 面積:約5,800km²
- 人口:約170万人
- 法的地位:日本の県(都道府県の1つ)
「伊勢神宮と真珠」
三重県は、伊勢神宮や、英虞湾の真珠(ミキモト)で知られます。松阪牛、伊勢えび、赤福も三重の名物です。
「忍者と鈴鹿」
三重県の伊賀は、忍者の里です。鈴鹿サーキット(F1)や、熊野古道(世界遺産)でも知られます。なお、県庁所在地の「津」は、日本一短い市の名(漢字一文字)です。
まとめ:「み」の矢印と真珠、三重県
今回の三重県旗のまとめです。
- 青緑の地+白抜きの県章(ひらがな「み」の矢印+左下の円)
- 「み」を上向きの矢印にして県の飛躍、左下の円は英虞湾の真珠養殖
- 宮城も「み」の県章だが、宮城は県花の葉、三重は飛躍の矢印と別デザイン
- 三重は御木本幸吉が養殖真珠を生み出した真珠の里
- 青緑は山並みの緑と約1,000kmの海岸線の青を組み合わせた色
- 県章は1964年の県庁舎落成を記念して437点から選定・制定、2001年に細部変更
- 伊勢神宮、英虞湾の真珠(ミキモト)、松阪牛、伊勢えび、赤福
- 伊賀は忍者の里、鈴鹿サーキット、熊野古道(世界遺産)、県庁所在地「津」は日本一短い市名
- 面積約5,800km²、人口約170万人、県庁所在地は津市
「み」の矢印と、真珠の円。三重県の旗は、県の飛躍と、真珠王国・三重の誇りを込めた1枚です。
三重県の市町村旗(五十音順)
市町村旗は順次追加していきます。