3つのピースが組み合わさって、ひとつの形になる青いマーク。丸亀市の旗です。香川県で高松市に次ぐ第2の都市、現存天守の丸亀城とうちわの街の旗で、合併した1市2町をそれぞれ1ピースと考え、組み合わせて完成する図案にしたもの。今回はそんな丸亀市の旗の話です。


まずは構成のおさらい

丸亀市旗の構成は、次のとおりです。

  • 市章:3つのピースが組み合わさった図案(さわやかなブルー)

シンボルの意味は、次のとおりです。

  • 3つのピース:旧丸亀市・旧綾歌町・旧飯山町(1市2町)
  • 組み合わせ:強い団結と広がり
  • ブルー:自然豊かな都市に吹くそよ風

3つのピースが1つになるマーク。丸亀市を象徴する1枚です。


「3つのピースが1つになる、さわやかな青」

丸亀市旗の、由来を見ていきます。市章は、2005年(平成17年)の合併に際し、一般公募で決まりました。最優秀賞は、大阪府堺市の土肥純一朗さんのデザインです。作者によれば、旧丸亀市・旧綾歌町・旧飯山町をそれぞれ1ピースと考え、1市2町が合併することで一つの完成された図案を構成し、強い団結と広がりを表したもの。さわやかなブルーをシンボルカラーに、自然豊かな都市に吹くそよ風を表しています。合併したパーツが組み合わさって一つの形になるのは、12市町村が合併した今治市や、3市が合併した倉敷市とも通じる、合併で生まれた市のマークです。

現存天守の丸亀城と、日本一のうちわ

そして、市章は現代的ですが、丸亀の名物は古いものです。丸亀城は、全国に12しかない現存天守のひとつ。とくに、扇の勾配と呼ばれる美しい曲線を描く高い石垣で知られ、「石垣の名城」と呼ばれます。先に書いた弘前城・松本城・松江城・松山城・高知城・姫路城・彦根城と並ぶ、現存天守の仲間です。そしてもうひとつが、うちわ。丸亀は全国のうちわの約9割を作る、日本一のうちわの産地です。香川県の県章(カ+オリーブ)や高松市(高+松葉)とは別のマークです。


丸亀市という都市

丸亀市の基本情報です。

  • 正式名:丸亀市
  • 所在:香川県(中讃、県内第2の都市)
  • 人口:約11万人
  • 法的地位:市

「丸亀城とうちわ」

丸亀市は、現存天守と高い石垣の丸亀城、全国シェア約9割の丸亀うちわで知られます。鶏のもも肉を焼いた骨付鳥(ほねつきどり)、大名庭園の中津万象園も丸亀の見どころです。


まとめ:3つのピース、丸亀市

今回の丸亀市旗のまとめです。

  • 市章は3つのピースが組み合わさった図案(さわやかなブルー)、2005年(平成17年)の合併で一般公募・制定
  • 3つのピース=旧丸亀市・綾歌町・飯山町(1市2町)、組み合わせ=団結と広がり、青=そよ風
  • 合併で生まれた市のマークとして今治市・倉敷市とも通じる
  • 丸亀城は現存天守の一つで、扇の勾配の高い石垣の名城(弘前・松本・松江・松山・高知・姫路・彦根と仲間)
  • 丸亀は全国の約9割を作る日本一のうちわの産地
  • 香川県の県章(カ+オリーブ)・高松市(高+松葉)とは別
  • 丸亀城、丸亀うちわ、骨付鳥、中津万象園
  • 人口約11万人、香川県第2の都市

3つのピースが1つになる、さわやかな青。丸亀市の旗は、合併で一つになった街を、組み合わさるピースに込めた1枚です。