白地に、2つの半島が円を描き、中央に赤い丸。鹿児島県の旗です。桜島と薩摩の県、九州最南端(本土)の旗で、このマークは、薩摩半島と大隅半島を円形に図案化し、中央の赤い丸は県の象徴・桜島を表す1枚。今回はそんな鹿児島県の旗の話です。


まずは構成のおさらい

鹿児島県旗の構成は、次のとおりです。

  • 背景:白
  • マーク:県章(薩摩半島と大隅半島を円形に+中央に赤い丸〔桜島〕)

シンボルの意味は、次のとおりです。

  • 2つの半島の円:薩摩半島と大隅半島
  • 中央の赤い丸:県の象徴・桜島
  • 全体:雄大な自然、県民の情熱・融和・団結

2つの半島が囲み、真ん中に桜島。鹿児島県を象徴する1枚です。


「2つの半島が囲む、真ん中に桜島」

鹿児島県旗の、県章の工夫を見ていきます。県章は、薩摩半島と大隅半島を円形に図案化したものです(志布志湾に当たる部分が凹んでいます)。中央の赤い丸は、県の象徴とされる桜島を表します。県の雄大な自然、県民の情熱・融和・団結と、伸びゆく鹿児島を象徴しています。2つの半島が錦江湾を抱き、その真ん中に桜島。鹿児島の地形そのもののデザインです。実は青森県(下北・津軽半島が陸奥湾を抱く形)とも似た、2つの半島の県章。中央に火山があるのが、鹿児島らしいところです。

「K」のシンボルマークも

そして、現代のマークもあります。1994年には、アルファベット「K」を図案化し、青で「風」と「波」を表すシンボルマークが制定されました。


1967年 ── 県章の制定

鹿児島県旗の制定です。県章は公募により、1967年3月10日に制定されました。県旗は、県章をそのまま図示したものです。


鹿児島県という地域

鹿児島県の基本情報です。

  • 正式名:鹿児島県
  • 県庁所在地:鹿児島市
  • 面積:約9,200km²
  • 人口:約150万人
  • 法的地位:日本の県(都道府県の1つ)

「薩摩と明治維新」

鹿児島県は、薩摩藩が、長州(山口)と組んで明治維新を主導した地です。西郷隆盛・大久保利通らを輩出しました。山口(長州)と並ぶ、明治維新の中心地が鹿児島(薩摩)。はたログでつながる歴史です。

「桜島と世界遺産の島々」

鹿児島県は、活火山・桜島や、世界遺産の屋久島(縄文杉)・奄美大島で知られます。ロケットの種子島、黒豚、さつまいも、焼酎も鹿児島の名物です。


まとめ:2つの半島と桜島、鹿児島県

今回の鹿児島県旗のまとめです。

  • 白地+薩摩半島と大隅半島を円形に図案化+中央に赤い丸(桜島)
  • 2つの半島の円(志布志湾の部分が凹む)+中央の赤い丸=県の象徴・桜島
  • 雄大な自然、県民の情熱・融和・団結、伸びゆく鹿児島を象徴
  • 2つの半島が錦江湾を抱く地形のデザイン(青森=陸奥湾を抱く形にも似る)、中央に火山
  • 1994年にはアルファベット「K」を図案化し青で風と波を表すシンボルマークも
  • 県章は公募により1967年3月10日制定、県旗は県章をそのまま図示
  • 薩摩藩は長州(山口)と組んで明治維新を主導、西郷隆盛・大久保利通を輩出
  • 活火山桜島、世界遺産屋久島(縄文杉)・奄美大島、ロケットの種子島、黒豚・さつまいも・焼酎
  • 面積約9,200km²、人口約150万人、県庁所在地は鹿児島市

2つの半島が囲む、真ん中に桜島。鹿児島県の旗は、錦江湾と桜島という鹿児島の地形そのものを、円のマークに込めた1枚です。

鹿児島県の市町村旗(五十音順)

市町村旗は順次追加していきます。