「石」の字の中に、丸い太陽・月・星。石巻市の旗です。宮城県第2の都市、北上川河口のマンガの街の旗で、石巻の「石」を図案化し、その中に「燦然と輝く太陽」「清らかな月」「夢をもつ星」の三つを組み合わせたマーク。夢と希望、発展への躍進、市民の融和団結を表しています。今回はそんな石巻市の旗の話です。
まずは構成のおさらい
石巻市旗の構成は、次のとおりです。
- 市章:「石」の中に太陽・月・星
シンボルの意味は、次のとおりです。
- 「石」:石巻の石
- 太陽・月・星:夢と希望・発展・融和団結
「石」に太陽・月・星のマーク。石巻市を象徴する1枚です。
「『石』の中に、太陽・月・星」
石巻市旗の、由来を見ていきます。市章は「石巻」の「石」の字を図案化したもので、その中に「燦然と輝く太陽」「清らかな月」「夢をもつ星」の三つが丸く組み合わされています。夢と希望があり、発展へのたくましい躍進と、市民全体の融和団結の姿を表します。旧石巻市で1933年(昭和8年)に定められ、2005年(平成17年)の合併で新市に引き継がれました。石の中に、太陽と月と星。ロマンのあるデザインです。太陽・月・星の3つ(三光)を一つに入れるのは、奈良市の市章(「奈」の「示」=日・月・星の三光)とも通じる発想です。宮城県の県章(ひらがな「み」=ミヤギノハギ)とは別物です。
仙台藩の港、そしてマンガの街
そして、街の横顔も見ておきます。石巻は、江戸時代に仙台藩の米を江戸へ積み出した、北上川舟運の重要な港でした。今は石ノ森章太郎ゆかりの「マンガの街」。石ノ森萬画館があり、仮面ライダーやサイボーグ009の世界が広がります。伊達のお米の港から、マンガの街へ。仙台(伊達)とのつながりも深い港町です。
石巻市という都市
石巻市の基本情報です。
- 正式名:石巻市
- 所在:宮城県(県内第2の都市)
- 人口:約13万人
- 法的地位:日本の市
「北上川と牡鹿半島」
石巻市は、北上川河口の港町で、石ノ森萬画館、金華山・牡鹿半島で知られます。伊達政宗が慶長遣欧使節のサン・ファン・バウティスタ号を建造した地でもあります。2011年の東日本大震災から復興が進んでいます(事実を中立的に記すにとどめます)。
まとめ:「石」と太陽・月・星、石巻市
今回の石巻市旗のまとめです。
- 市章は「石」の字+中に太陽・月・星、1933年(昭和8年)制定(2005年合併で継承)
- 太陽=燦然と輝く、月=清らか、星=夢をもつ、夢と希望・発展・市民の融和団結を表す
- 太陽・月・星の三光は、奈良市(「奈」の三光)とも通じる発想
- 宮城県の県章(ひらがな「み」)とは別
- 江戸時代は仙台藩の米を江戸へ積み出した北上川舟運の港
- 石ノ森章太郎ゆかりの「マンガの街」(石ノ森萬画館)、伊達政宗の慶長遣欧使節の建造地
- 北上川河口の港町、金華山・牡鹿半島、東日本大震災から復興
- 人口約13万人、宮城県第2の都市
「石」の中に、太陽・月・星。石巻市の旗は、夢と希望を、石と三光に込めた1枚です。