青地に、金(または青)のマーク。石川県の旗です。北陸、金沢と能登半島の県の旗で、実は石川県は、47都道府県でただ一つ「県章」を持っていません。そのかわり、このマークは漢字の「石川」を能登半島の形に図案化したものです。今回はそんな石川県の旗の話です。
まずは構成のおさらい
石川県旗の構成は、次のとおりです。
- 背景:青
- マーク:漢字の「石川」を能登半島の形に図案化
色とシンボルの意味は、次のとおりです。
- 青:日本海と、豊かな緑・清い水・澄んだ空気
- マーク:石川の文字+能登半島の地形
青地に、「石川」を能登半島の形にしたマーク。石川県を象徴する1枚です。
「全国でただ一つ、県章がない」
石川県旗の、最大の特徴を見ていきます。
県章を制定していない
石川県は、他の46都道府県と違い、県章(県の紋章)を制定していません。これは全国でただ一つのケースです。
かわりに県旗のマークを使う
そのかわり、石川県は県旗のデザインを「県旗標章」として使っています。1976年には、その標章の使用要領も定められました。47都道府県で唯一、県章を持たない県。石川県の珍しい立ち位置です。これまで見てきた県章のタイプ分け(漢字・かな・地形…)のなかで、石川は「そもそも県章がない」という例外です。
「『石川』を能登半島の形に」
石川県旗の、マークの工夫を見ていきます。マークは、漢字の「石川」を、能登半島の形に図案化したものです。県名の文字と、県の地形を組み合わせています。漢字の「石川」が、そのまま能登半島の形になっている。青森(県の形)にも通じる、地形デザインです。青い地色は、日本海と豊かな自然を表します。
1972年 ── 県旗の制定
石川県旗の制定です。県旗は1972年10月1日に制定されました。標章として使う場合の色は、青または金が主に使われます。
石川県という地域
石川県の基本情報です。
- 正式名:石川県
- 県庁所在地:金沢市
- 面積:約4,200km²
- 人口:約110万人
- 法的地位:日本の県(都道府県の1つ)
「加賀百万石・金沢」
石川県は、加賀百万石(前田家)の城下町・金沢で知られます。日本三名園の兼六園や、金沢城も有名です。
「伝統工芸の宝庫」
石川県は、輪島塗や九谷焼、そして日本の金箔のほぼすべてを生産することで知られます。能登半島や加賀温泉も石川の名所です。
まとめ:唯一、県章のない県、石川県
今回の石川県旗のまとめです。
- 青地+漢字の「石川」を能登半島の形に図案化したマーク
- 青=日本海と豊かな緑・清い水・澄んだ空気
- 石川県は47都道府県でただ一つ、県章(県の紋章)を制定していない
- かわりに県旗のデザインを「県旗標章」として使う(1976年に使用要領)
- マークは漢字の「石川」を能登半島の形にしたもの(県名+地形)
- 県旗は1972年10月1日制定、標章の色は青または金が主
- 加賀百万石(前田家)の城下町・金沢、日本三名園の兼六園、金沢城
- 輪島塗・九谷焼、日本の金箔のほぼすべてを生産、能登半島、加賀温泉
- 面積約4,200km²、人口約110万人、県庁所在地は金沢市
全国でただ一つ、県章を持たない県。石川県の旗は、県章のかわりに、「石川」を能登半島の形にしたマークを掲げる、例外的な1枚です。
石川県の市町村旗(五十音順)
市町村旗は順次追加していきます。