セルリアンブルーの地に、白い波のようなマーク。兵庫県の旗です。神戸と姫路城の県の旗で、このマークは、漢字の「兵」を波の形に図案化したもの。兵庫県が日本海と瀬戸内海、二つの海に面していることを表す1枚。今回はそんな兵庫県の旗の話です。


まずは構成のおさらい

兵庫県旗の構成は、次のとおりです。

  • 背景:セルリアンブルー
  • 中央:白抜きの「兵」の字を波の形に図案化

色とシンボルの意味は、次のとおりです。

  • 波の「兵」:日本海と瀬戸内海、二つの海に面した県土
  • セルリアンブルー:若さ
  • :明るさと素直さ

青地に、白い波の「兵」のマーク。兵庫県を象徴する1枚です。


「『兵』の字が、二つの海の波に」

兵庫県旗の、県旗の工夫を見ていきます。漢字の「兵」を、波の形に図案化しています。これは、兵庫県が日本海(北)と瀬戸内海(南)の両方に面していることを表します。県名の「兵」が、二つの海の波になっている。兵庫県は北の日本海から南の瀬戸内海まで、二つの海に面する数少ない県の一つです。その地形が、波の「兵」に込められています。セルリアンブルーは若さ、白は明るさと素直さを表します。


「古い県章は、ほとんど使われていない」

兵庫県の、県章と県旗の関係を見ていきます。

1921年の県章

実は兵庫には、古い県章があります。1921年(大正10年)、漢字の「兵」を四角い形に図案化した県章が制定されました。

県旗に取って代わられた

しかし現在は、事情が変わっています。1964年に県旗(波の「兵」)が制定されて以降、古い県章はほとんど使われなくなったのです。四角い「兵」の県章より、波の「兵」の県旗のほうが主役になった。群馬や山梨とはまた違う「県章と県旗のズレ」で、兵庫では新しい県旗のデザインが古い県章を実質的に置き換えました。


1964年 ── 新庁舎を記念して

兵庫県旗の制定です。県旗は1964年、兵庫県庁の新庁舎落成を記念して制定されました。


兵庫県という地域

兵庫県の基本情報です。

  • 正式名:兵庫県
  • 県庁所在地:神戸市
  • 面積:約8,400km²
  • 人口:約530万人
  • 法的地位:日本の県(都道府県の1つ)

「二つの海と五つの国」

兵庫県は、日本海と瀬戸内海の両方に面します。摂津・播磨・但馬・丹波・淡路の五つの旧国からなる「五国」の県です。

「神戸と姫路城」

兵庫県は、港町・神戸や、世界遺産の姫路城(白鷺城)で知られます。淡路島、有馬温泉・城崎温泉、宝塚歌劇、甲子園も兵庫の名所です。


まとめ:二つの海の波の「兵」、兵庫県

今回の兵庫県旗のまとめです。

  • セルリアンブルーの地+白抜きの「兵」の字を波の形に図案化
  • 波の「兵」=日本海と瀬戸内海、二つの海に面した県土
  • セルリアンブルー=若さ、白=明るさと素直さ
  • 兵庫は北の日本海から南の瀬戸内海まで、二つの海に面する数少ない県の一つ
  • 1921年に四角い「兵」の県章があったが、1964年の県旗(波の「兵」)に取って代わられほとんど使われていない
  • 県旗は1964年、兵庫県庁の新庁舎落成を記念して制定
  • 摂津・播磨・但馬・丹波・淡路の五つの旧国からなる「五国」
  • 港町神戸、世界遺産姫路城(白鷺城)、淡路島、有馬・城崎温泉、宝塚歌劇、甲子園
  • 面積約8,400km²、人口約530万人、県庁所在地は神戸市

「兵」の字が、二つの海の波になる。兵庫県の旗は、日本海と瀬戸内海に開かれた県の形を、波の「兵」に込めた1枚です。

兵庫県の市町村旗(五十音順)

市町村旗は順次追加していきます。