亀の甲羅(六角形)の中に、カタカナの「ヒ」「コ」「ネ」。彦根市の旗です。滋賀県・琵琶湖の東、国宝彦根城とひこにゃんの街の旗で、亀甲は、彦根城がある金亀山(こんきやま)の形。右に「ヒ」、左に「コ」、中心に「ネ」を配して「ヒコネ」。今回はそんな彦根市の旗の話です。
まずは構成のおさらい
彦根市旗の構成は、次のとおりです。
- 市章:金亀山の亀甲+「ヒ」「コ」「ネ」
シンボルの意味は、次のとおりです。
- 亀甲:金亀山(彦根城の山)
- ヒ(右)・コ(左)・ネ(中):ヒコネ
亀甲に「ヒコネ」のマーク。彦根市を象徴する1枚です。
「金亀山の亀甲に『ヒコネ』」
彦根市旗の、由来を見ていきます。市章は、彦根市の中心・金亀山の亀甲をかたどり、外わく右側に「ヒ」、左側に「コ」、中心に「ネ」を配して図案化したものです。金亀山は、国宝彦根城が建つ山。1938年(昭和13年)4月11日に制定されました。お城の山(金亀山)が亀の甲羅、そこにヒコネのかな。地形+かなのデザインです。
亀甲の仲間
そして、横のつながりもあります。亀甲(亀の甲羅)の市章は、宇都宮市(亀が丘城の亀甲+宮)・甲府市(亀甲=甲)と並ぶ、亀甲モチーフの仲間です。金亀山は「金の亀の山」。亀は長寿のしるしでもあり、宇都宮・甲府と同じく縁起のいいモチーフです。宇都宮・甲府・彦根、亀甲の3市。ちなみに彦根は井伊家(彦根藩)の城下町ですが、市章は井伊の家紋ではなく、金亀山とヒコネ。米沢(上杉でも「米」)と同じ選び方です。同じ滋賀県の大津市(大ツ)とも、滋賀県の県章(シガ)とも別のマークです。
彦根市という都市
彦根市の基本情報です。
- 正式名:彦根市
- 所在:滋賀県(湖東)
- 人口:約11万人
- 法的地位:日本の市
「国宝の城とひこにゃん」
彦根市は、現存天守の国宝・彦根城(金亀城)、井伊家(井伊直弼)の彦根藩、大人気のひこにゃんで知られます。名園・玄宮園、琵琶湖、近江牛も彦根の名物です。
まとめ:亀甲と「ヒコネ」、彦根市
今回の彦根市旗のまとめです。
- 市章は金亀山の亀甲+右「ヒ」・左「コ」・中心「ネ」=ヒコネ、1938年(昭和13年)制定
- 金亀山は国宝彦根城が建つ山
- 亀甲の市章は宇都宮(亀が丘城)・甲府(甲)と並ぶ亀甲モチーフの仲間、亀は長寿のしるし
- 彦根は井伊家の城下町だが、市章は家紋でなく金亀山+ヒコネ(米沢に似た選び方)
- 滋賀県の県章(シガ)・大津市(大ツ)とは別
- 国宝彦根城(金亀城)、井伊家(井伊直弼)の彦根藩、ひこにゃん、玄宮園、近江牛
- 人口約11万人、滋賀県湖東
金亀山の亀甲に「ヒコネ」。彦根市の旗は、お城の山と市の名前を、亀甲に込めた1枚です。