あかみだいだい色(赤みのオレンジ)の地に、白い「ふ」のマーク。しかも、ちょっと左上にズレている。福島県の旗です。東北の南の玄関口の旗で、この「ふ」の字は、実は桃の形でもあります。そしてマークが左上に寄っているのには、ちゃんと意味があるのです。今回はそんな福島県の旗の話です。


まずは構成のおさらい

福島県旗の構成は、次のとおりです。

  • 背景:あかみだいだい色(赤みのオレンジ)
  • やや左上:白抜きの県章

シンボルの意味は、次のとおりです。

  • 県章:かしら文字「ふ」を図案化(桃のイメージも)
  • 意味:県民の融和と団結、県勢の着実な前進

オレンジ地に、左上の白い「ふ」のマーク。福島県を象徴する1枚です。


「『ふ』の字、実は桃の形」

福島県旗の、県章の二重の意味を見ていきます。

かしら文字「ふ」

県章は、福島県の「ふ」の字を図案化したものです。県民の融和と団結、県勢の着実な前進を表しています。

桃のイメージも

そして、図案を作った椎名淳子によると、これは桃をイメージした形でもあります。福島県は桃の名産地です。「ふ」の字でもあり、福島名物の桃でもある。宮城(「み」=県花の葉)にも通じる、二重の意味のデザインです。


「マークが左上にズレている理由」

福島県旗の、気になるポイントを見ていきます。旗をよく見ると、県章が中央ではなく、やや左上に寄っています。これはわざとで、「県勢の限りない躍進」を表す意味があるのです。マークが中央からズレているのは、ミスではなく「限りなく躍進する」という意味。旗を見て「ズレてる?」と気づいた人は、デザインの意図に気づいたということですね。


1968年 ── 明治百年を記念して

福島県旗の制定です。1968年が明治百年にあたることを記念し、一般公募で採用されました。1968年10月23日に制定されています。


福島県という地域

福島県の基本情報です。

  • 正式名:福島県
  • 県庁所在地:福島市
  • 面積:約1.38万km²(全国第3位の広さ)
  • 人口:約170万人
  • 法的地位:日本の県(都道府県の1つ)

「桃と会津」

福島県は、桃の生産量が全国有数です。会津(鶴ヶ城・白虎隊・赤べこ)、喜多方ラーメン、猪苗代湖、磐梯山でも知られます。

「3つの地域」

福島県は、浜通り・中通り・会津の3つの地域からなります。


まとめ:「ふ」と桃、左上のマーク、福島県

今回の福島県旗のまとめです。

  • あかみだいだい色(赤みのオレンジ)の地+やや左上に白抜きの県章
  • 県章はかしら文字「ふ」を図案化、県民の融和と団結・県勢の着実な前進
  • デザイナー椎名淳子によると、桃をイメージした形でもある(福島は桃の名産地)
  • 県章が中央でなく左上寄りなのは、わざと「県勢の限りない躍進」を表す
  • 1968年が明治百年にあたることを記念し、一般公募で採用、10月23日制定
  • 桃は全国有数の生産量、会津(鶴ヶ城・白虎隊・赤べこ)、喜多方ラーメン、猪苗代湖、磐梯山
  • 浜通り・中通り・会津の3つの地域、全国第3位の広さ
  • 面積約1.38万km²、人口約170万人、県庁所在地は福島市

「ふ」の字、実は桃の形。しかも左上にズレている。福島県の旗は、かなと桃の二重の意味+「限りない躍進」を込めた左上配置という、二重に仕掛けのある1枚です。

福島県の市町村旗(五十音順)

市町村旗は順次追加していきます。