「明」の字を図案化したマーク。明石市の旗です。兵庫県・神戸の西隣、東経135度・日本標準時の街の旗で、明石の「明」をシンプルに図案化したもの。マークは控えめですが、この街は「日本中の時刻」を決める、特別な場所なんです。今回はそんな明石市の旗の話です。
まずは構成のおさらい
明石市旗の構成は、次のとおりです。
- 市章:「明」の字を図案化
シンボルの意味は、次のとおりです。
- 「明」:明石
「明」のマーク。明石市を象徴する1枚です。
「『明』のマーク、日本の時刻を決める街」
明石市旗の、由来を見ていきます。市章は、明石の「明」の字を図案化したものです。1911年(明治44年)に明石町の町章として定められ、市制施行(1919年)を経て、1921年(大正10年)に市章として定められました。「明」一字で、シンプルに。そんなデザインです。そして明石といえば、なんといっても子午線ですね。
日本標準時の街
そして、明石の代名詞を見ていきます。明石市には、日本の標準時を決める東経135度の子午線が通っています。日本中の時計は、この線の時刻に合わせられているのです。1910年には、日本で最初の子午線標識が建てられました。明石市立天文科学館もここにあります。「明(あかるい)」のマークの街が、時刻の街。ちょっと素敵な符合です。なお「明石」の地名は、『播磨風土記』では「赤石(あかし)」、源氏物語では「明石」と書かれ、由来は諸説あります(赤みがかった土「赤磯」からとも)。兵庫県の県章(兵)・神戸市(カ)・姫路市(姫)とも別のマークです。
明石市という都市
明石市の基本情報です。
- 正式名:明石市
- 所在:兵庫県(神戸の西隣)
- 人口:約30万人
- 法的地位:中核市
「子午線とタコ」
明石市は、東経135度・日本標準時・天文科学館、淡路島へ渡る明石海峡大橋(世界最長級の吊り橋)で知られます。明石焼(玉子焼)・明石ダコ・明石鯛、現存櫓の明石城、源氏物語「明石」の巻も明石の名物です。
まとめ:「明」、明石市
今回の明石市旗のまとめです。
- 市章は「明」の字を図案化、1911年(明治44年)町章→1921年(大正10年)市章(市制施行は1919年)
- マークはシンプルだが、明石は東経135度の子午線が通る日本標準時の街
- 1910年に日本初の子午線標識、明石市立天文科学館もある
- 「明(あかるい)」のマークと時刻の街の符合
- 地名は『播磨風土記』で「赤石」、源氏物語で「明石」、由来は諸説あり(赤磯説など)
- 兵庫県の県章(兵)・神戸市(カ)・姫路市(姫)とは別
- 子午線・天文科学館、明石海峡大橋、明石焼・明石ダコ・鯛、明石城、源氏物語「明石」
- 人口約30万人、中核市、兵庫県(神戸の西隣)
「明」のマーク、日本の時刻を決める街。明石市の旗は、シンプルな「明」で、時刻の街を表した1枚です。